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これからの自動車を司るECUのプラットホームをつくりあげる

プロジェクトセンター 糟谷政夫(2005年入社)

プロジェクトセンター 糟谷政夫(2005年入社)

インタビューイメージ

世の中に自動車というものが誕生してから近年まで、自動車が走るしくみは、ガソリンを燃やすエネルギーでエンジンを回し、その動力を伝えることでタイヤを回して…というものが一般的でした。しかし、今や自動車は無数の電子システムで制御された、いわばコンピュータの塊。ハイブリッド車の普及や電気自動車の登場で、その傾向はますます高まっています。そんな現代の自動車に欠かせないのが、ECU(Electronic Control Unit)とよばれる制御装置。元々はエンジンの点火や燃費の向上などをコントロールするための装置でしたが、現在はそこと連動して、駆動機構や安全装置・車内機器といった自動車の様々な動きや機能を制御するために幅広く使われるシステムのことを指すようになりました。

そんなECUですが、当初は各自動車メーカーや自動車部品メーカーが、それぞれに独自の仕様や開発方法論を持っており、それに従いシステムを開発することが一般的でした。統合する方法が一般的でした。しかし最近では、各メーカーが協力してそれらのベースとなるプラットホームの仕様や開発方法論を統一することで、開発工数やコストの削減を目指す方向に進んでいます。それが現在欧州の自動車メーカーを中心に普及が進んでいる“AUTOSAR”。現在、私はその“AUTOSAR”を活用したECU開発を支援するプロジェクトに、リーダーとして携っています。具体的な仕事内容として、デンソー本体の技術グループの一員として、デンソーから求められる要件に準じたプラットホームの開発をエンジニアに指示。日本国内はもちろん、ドイツ・アメリカ・インドといった世界のグループ会社の技術者に向けて、デンソーがどんな開発を求めているのかを伝え、その実現を支援しています。

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元々私が4年前に配属された時には、国内のわずか3名のメンバーのプロジェクトでしたが、それがあっという間に世界の技術者も巻き込んだ大きなプロジェクトへと成長。日進月歩で変わっていく自動車開発の最先端にいることを実感しています。私たちが携わっているのは“ECUをつくるためのプラットホームの開発”という、一般のユーザーからは少しみえにくい技術ではありますが、私たちの開発が実現することで、モノづくりのしくみが変わっていくことは確実。例えばそれは新しい技術が世の中に出るスピードであったり、ユーザーがそれを手に入れるためのコスト(自動車の価格)であったりと、これからの自動車の存在に大きく関わっていくことは間違いありません。いわば“未来のモノづくりを実現するための仕組みづくり”が私たちの役目。そういった意味で、最先端の最先端ともいえる、技術に携っていけることが当社の魅力だといえます。

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